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年頭所感

あけましておめでとうございます

謹んで新春の祝詞を申し上げます。

昨年を振り返ると、2020年から続く新型感染症の流行という事態に翻弄されつつも、ニューノーマル時代への足掛かりが見えた年でした。ここ数年で、アナログな環境で成り立っていた産業もデジタルシフトの必要性に駆られ、働き方改革やインターネットビジネスへの進出が進んでいます。

データ経営の重要性が叫ばれて久しいですが、業界によっては遅々として進まなかったデジタルシフトが半ば強制的に進んだことで、図らずともその土台となるデータが急速に蓄積されつつあります。私たちは、このデータを活用できるかどうかがDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現、その先にある企業の持続可能性に繋がると考えています。

建設業界に目を転じますと、9月に大阪、12月には東京でBIM/CIM、施工管理システム、IoT/センシングや自動運転機などの最新テクノロジーが集結した大型の「建設DX展」が開催されました。スタートアップや歴史ある企業合わせて過去最多の出展社数だったそうで、建設業界のDXへの関心度を肌で感じております。

ブラニューは建設業界特化のインダストリークラウドの開発を通じて、業界のDXを加速させる会社です。当社は昨年、データの統合と活用により、顧客の収益や生産性に対して「3倍の価値を提供する」をコンセプトに"データデザイン推進室"を社内に設置しました。

当社のプロダクトである「CAREECON Sites」で蓄積した建設業に特化したマッチングやマーケティングデータ「CAREECON for WORK 施工管理」の施工現場のデータ、パートナー企業との積極的な業務提携やAPI連携を通じて得られた外部データを統合し、分析し、サービスや企業活動に活用することで、建設業界全体のDXに貢献することが目的です。

2022年、寅年。
干支の寅は「決断力」を象徴するそうです。

経済は回復傾向と言われてはいますが、先行きはまだまだ予測できない状況が続き、大きな変革を求められることも多くなってくると思います。
そんなとき、私たちブラニューは皆さまの「決断」をデータとデザインから後押しし、根拠ある一歩を踏み出せるよう支援して参ります。

どうぞご期待ください!本年もよろしくお願いいたします。

本年がみなさまにとって実り多き、素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

2022年 元旦 BRANU株式会社
代表取締役社長 名富 達哉

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